「AプランとDプラン、どっちを選べばいいか分からなくて申込みが止まっています……」
マイネオ(mineo)への乗り換えを決めたのに、プラン選択の画面でAとDが並んでいて手が止まってしまった、ネットで調べると「AはauのLTE回線、DはdocomoのLTE回線」という説明は出てきます。でも「私のスマホはどちらを選べばいいの?」という問いへの答えには、なかなか出会えません。
選び方は、今使っているスマホの出身キャリアを見れば9割決まります。
この記事では、AプランとDプランの違いを比較表で整理したうえで、SIMロック解除の要否・5Gエリアの差・プラン変更の手順まで、申込前に確認すべき5つのポイントをチェックリスト形式でまとめました。
結論:9割の人はAプランを選べば後悔しない3つの理由
ポイントを3つに絞ってお伝えします。
- ぽインと1:au回線はmineoの通信速度で優位:特に平日12時台の混雑時間帯に、Aプラン(au回線)の実測中央値がDプラン(docomo回線)を上回る傾向があります。
- ポイント2:iPhone・au端末はAプランなら原則SIMロック解除不要:auで購入したiPhoneをそのままAプランに挿せばすぐ使えます。DプランにはSIMロック解除が必要になる場合があります。
- ポイント3:5GエリアはKDDI(au)がドコモと互角以上:2026年時点でau 5Gの人口カバー率はドコモと同水準まで拡大しており、5G利用でもAプランは不利ではありません。
ただし例外もあります。ドコモで購入した端末をそのまま使いたい場合や、ドコモのプラチナバンド(Band 19/28)に最適化されたAndroid端末を使っている場合は、Dプランが有利になることがあります。
この例外パターンは後半の「こんな人はDプランが向いている」セクションで詳しく解説します。
mineo AプランとDプランの違い一覧:5項目比較表
基本的な違いを表にまとめます。mineo Aプランとmineo Dプランの月額料金はまったく同じなので、選択のポイントは料金以外の5つの要素になります。
| 比較項目 | Aプラン(au回線) | Dプラン(docomo回線) |
|---|---|---|
| 月額料金 | マイピタ1GB〜20GB:880円〜2,178円(税込) | 同額(プランによる差なし) |
| 使用回線 | KDDI(au)LTE/5G | NTTドコモXi/5G |
| SIMロック解除 | au購入端末はそのままでOK(原則不要) | au端末は解除が必要。docomo端末はそのままOK |
| 電話オプション | 三者通話・伝言蓄積あり | 三者通話・伝言蓄積なし。割込通話あり |
| SMS料金 | 音声SIM:SMSは月額料金に含まれる | 音声SIM:SMS送信は別途3円〜/通 |
| eSIM対応 | 対応(物理SIMも選択可) | 対応(物理SIMも選択可) |
| 5G対応 | 対応(au 5Gエリア) | 対応(ドコモ5Gエリア) |
なお、Sプラン(ソフトバンク回線)は現在新規申込みの受付が終了しており、mineo新規ユーザーはAプランかDプランの2択が現行の選択肢です。既存のSプラン契約者はそのまま継続できますが、新規ではSプランを選ぶことはできません。
mineo通信速度の実態:昼の混雑時間帯に差が出る
mineo Aプランとmineo Dプランで速度の差が最も顕著に出るのは、平日12時〜13時台の混雑時間帯です。公式発表の最大通信速度は両回線ともに下り最大150Mbps(LTE接続時)と同一で、料金と同様にスペック上の差はありません。
mineoユーザーコミュニティの報告をまとめると、mineo Aプランは昼の実測値が5〜15Mbps前後をキープしやすいのに対し、mineo Dプランは混雑時に1〜5Mbps台まで落ちるケースが報告されています。
実際の混雑時速度は回線の輻輳状況によって変動します。夜間・早朝帯ではどちらも30〜100Mbps前後と快適に使えることが多く、昼の時間帯を乗り越えられるかが選択の核心です。現在お住まいのエリアでの速度はmineoのユーザーコミュニティ「マイネ王」の速度報告スレッドも参考になります。
SMSとオプションの差:ほとんどの人に影響なし
mineo AプランのSMS込みという点は、mineo Dプランで「着信SMS(受信)は無料だが送信時に3〜30円かかる」という違いとして出てきます。
LINEなどのデータ通信でメッセージのやり取りを完結させている人には実質ゼロ円の差ですが、SMS認証を頻繁に使う業務用途では積み重なることがあります。
手元の端末で選ぶ:対応バンドとSIMロック解除の注意点
プラン選びで最も重要なのが「今使っているスマホがどのキャリアで購入したものか」です。
端末の出身キャリアによって、SIMロック解除の必要性とベストなプランが変わります。
au・UQ購入端末:Aプランを選ぶのが鉄則
auまたはUQ mobileで購入したスマホは、SIMロック解除なしでそのままAプランのSIMを挿せます。
一方、同じ端末にDプランのSIMを入れると、SIMロック解除が済んでいない場合、docomo回線に接続できないか、プラチナバンド(Band 19/28)の電波が掴みにくくなります。
プラチナバンドとは、山間部・建物内・地下など電波の届きにくい場所で特に効果を発揮する周波数帯(Band 19は800MHz帯、Band 28は700MHz帯)のことです。
au端末にDプランのSIMを入れた場合、このプラチナバンドへのアクセスが制限されることがあり、屋内や郊外での繋がりにくさとして体感しやすいです。
ドコモ購入端末:Dプランが自然な選択だが速度は要注意
ドコモで購入した端末はDプランのSIMをそのまま使えます。Aプランに入れる場合はSIMロック解除が必要です。
ドコモ端末でAプランを選びたいなら、SIMロック解除の手続き(ドコモの「My docomo」から無料でできます)を先に済ませておく必要があります。
SIMフリー端末・iPhone直販モデル:両プラン対応、バンドで選ぶ
Appleストア直販のiPhoneやPixelなどのSIMフリー端末は、SIMロック解除は不要でAプラン・Dプランのどちらも利用できます。
この場合の選び方の基準は「自宅・職場周辺の5Gエリアがau/ドコモのどちらが充実しているか」になります。auとドコモの5Gエリアマップをそれぞれ公式サイトで確認して、カバーが厚い方を選ぶとよいでしょう。
ソフトバンク購入端末:SIMロック解除後にAまたはDを選ぶ
ソフトバンク購入端末は、Sプランが新規受付終了のため、AまたはDプランを選ぶことになります。どちらにするにしてもSIMロック解除が先決です。解除後はau回線とのバンド親和性が高い機種が多いため、Aプランを選ぶ人が多い傾向があります。
5G通信エリアの違い:auとドコモのカバレッジ比較
5G対応スマホに機種変更した方、またはこれから5G端末を購入する予定の方には、5Gエリアの比較が重要な判断材料になります。mineoはAプラン・Dプランともに5Gに対応しており、それぞれau/ドコモの5Gネットワークを利用します。
au 5GとドコモのSA/NSA方式の違い:Mbpsで見る速度差
2026年時点でのKDDI(au)5Gの人口カバー率は約97%(NSA/SA方式の合計)まで拡大しており、ドコモの同指標とほぼ同水準です。mineo Aプランで5Gを利用する際の最大受信速度は理論値で下り最大3.4Gbps(5G NR)、mineo Dプランでも同様のスペックになっています。
実際の5G通信速度については、au 5GエリアでのNSA接続では下り200〜800Mbps前後の実測値が報告されており、ドコモの同条件とほぼ同等です。SA方式のエリアでは1,000Mbps以上の速度が出るケースも増えています。
ただし「5Gエリア」の中でも、高速なSA(スタンドアローン)5Gエリアはドコモがわずかに広いという報告があります。一方でNSA方式(4G LTEとの組み合わせ)ではauが充実している地域もあるため、どちらが絶対優位とは言い切れません。実用上は「自分の生活圏でどちらの5Gが使えるか」を各社の5Gエリアマップで確認するのが確実です。
少なくとも現時点では、5Gエリアを理由にDプランを選ぶ必然性は薄いと言えます。LTE接続での実用速度(下り最大150Mbps)はどちらの回線でも差がなく、日常的なストリーミングやSNS利用には十分な速度です。
eSIMでAプランを選ぶと5Gも同時に使えるか
mineo AプランのeSIMは5G対応しています。iPhone 15以降やPixel 8以降などeSIM複数枚対応の端末であれば、mineo Aプランをデータ回線(eSIM)、別の回線を音声回線(物理SIM)として2回線同時利用するデュアルSIM運用も可能です。5G接続時の最大通信速度は下り最大3.4Gbps(理論値)で、LTE環境でも最大150Mbpsが利用できます。
eSIMの申込み手順や対応端末の最新情報については、別記事で詳しくまとめています。
こんな人はDプランが向いている:例外パターン4つ
「迷ったらAプラン」とお伝えしましたが、Dプランが合理的な選択になるケースもあります。以下の4パターンに当てはまる場合はDプランを検討してください。
ドコモ購入端末のままSIMロック解除をしたくない場合
SIMロック解除の手続きが面倒、または解除できない理由がある場合(法人名義の端末など)は、ドコモ購入端末にそのままDプランのSIMを使うのが最もシンプルです。
ドコモのプラチナバンド対応のみのAndroid端末を使っている場合
ドコモ向けに最適化されたAndroid端末(一部のXperiaやGalaxyのドコモモデル)は、auのBand 18/26(プラチナバンド)を掴みにくい場合があります。この場合、Aプランに入れても郊外や屋内で電波が弱くなる可能性があるため、Dプランのまま使い続けるほうが安定します。
割込通話(キャッチホン)をよく使う場合
Aプランには三者通話・伝言蓄積オプションがありますが、DプランにはAプランにない「割込通話(キャッチホン)」があります。
仕事上、通話中に別の着信を受ける機会が多い人はDプランを選ぶメリットがあります。
AプランとDプランの両方を試したいデュアルSIM運用者
iPhone 15以降など複数eSIM対応の端末であれば、Aプランをメイン、Dプランをサブ(またはその逆)として2回線同時利用することも可能です。au回線の弱い場所をドコモ回線でカバーする「エリア補完運用」として、ガジェット好きなユーザーの間でも注目されています。月額料金は2プラン分かかりますが、エリアの安定性を最優先するなら有力な選択肢です。
申し込み前の5ステップ確認チェックリスト
端末が決まれば、プランは3分で選べます。以下の5ステップを順番に確認してください。
- STEP1今使っているスマホの購入キャリアを確認する
購入時の販売店(au/UQ/docomo/ソフトバンク/SIMフリー)を確認します。
箱の表記やキャリアの請求書で確認できます。「どこで買ったか思い出せない」場合は、端末のIMEI情報サービスや各社のカスタマーセンターに問い合わせると判明します。 - STEP2SIMロックの状態を確認する
iPhoneは「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で確認できます。「SIMロックなし」と表示されればどのプランでもOK。
Androidは端末設定内の「電話情報」などに記載されています。2023年5月以降に発売された端末はキャリアを問わずSIMロックなしが標準になっています。 - STEP3プランを決定する(フロー)
①au・UQ購入端末 → Aプラン(SIMロック解除不要)
②docomo購入端末、SIMロックあり → Dプラン
③docomo購入端末、SIMロック解除済み → Aプランも可(速度優先ならA、そのままならD)
④SIMフリー・iPhone直販 → 5Gエリアマップで確認して選ぶ
⑤ソフトバンク購入端末 → SIMロック解除後、Aプランを推奨 - STEP4SIMタイプ(物理SIM or eSIM)を選ぶ
手元の端末がeSIMに対応している場合は、eSIMを選ぶと最短15分〜当日中に開通できます。物理SIMを選ぶと郵送(3〜5日程度)になります。
AプランもDプランも両方eSIM対応ですが、Sプランはすでに受付終了のためeSIMでも選べません。 - STEP5データ容量プランとオプションを確認して申込みへ
マイピタは1GB・5GB・10GB・20GBの4段階から選び、マイそくは最大速度ごとの4タイプから選びます。
「毎月のデータ使用量がわからない」という場合は、現在のキャリアのマイページやスマホの設定画面で直近3か月のデータ使用量を確認してから申込むと、ミスマッチを避けられます。
MNP(番号ポータビリティ)での乗り換えを考えている場合は、申込みから開通までの流れもあわせて確認しておくと安心です。
AプランとDプランの変更はできる?後から切り替えたい場合の手順と費用
「mineo Aプランを選んだけど、やっぱりD回線の方がよかった」——そんな場合でも、回線の変更は可能です。
「費用・手順・日数」を順番に整理します。
mineo回線変更の手順と費用
変更手続きはmineoのマイページ(my.mineo.jp)から申請できます。
- 変更手数料:月1回まで無料(2回目以降は3,300円)
- 切替タイミング:申請した翌月1日から切替が基本。月内に申請すれば翌月から新回線が適用されます。
- SIMカードの扱い:物理SIMの場合はSIMカードの再発行が必要(再発行手数料:440円)で郵送対応となります。eSIM同士の変更であれば、再発行なしでプロファイルの切り替えのみで完了します。
- 変更後の戻し:AプランからDプランに変更した後で、再度Aプランに戻すことも可能です。「試してみて合わなかったら戻す」という柔軟な使い方ができます。
物理SIM → eSIM変更の場合は別途eSIM申込みが必要になります。現在の契約状況によって手順が異なるため、マイネオの公式サポートページで最新の手順をご確認ください。
DプランからAプランへの変更でメリットはあるか:速度差をMbpsで確認
現在mineo Dプランを使っていて「昼の速度が遅い」と感じている場合、mineo Aプランへの変更で改善する可能性はあります。Dプランの混雑時実測速度が1〜3Mbps台になっているケースで、mineo AプランではLTE実測値で10〜15Mbpsをキープしていたという報告も見られます。
ただし端末がドコモ購入端末の場合はSIMロック解除が先決です。解除なしでAプランのSIMを挿しても、プラチナバンドが使えず速度(Mbps)が改善しないことがあります。
また、5G対応スマホに機種変更済みであれば、mineo Aプランへ変更することでKDDI 5Gエリアを利用でき、受信速度が200〜800Mbpsの範囲に向上するケースもあります。
自宅・職場エリアのau 5Gカバー状況はKDDIの公式エリアマップでも確認できます。マイそくプランの速度特性については別記事に詳しくまとめています。
mineo AプランとDプランに関するよくある質問
- QiPhoneを使っていますが、AプランとDプランどちらがおすすめですか?
- A
auやUQ mobileで購入したiPhoneであればmineo Aプランをそのまま使えます(SIMロック解除不要)。Appleストア直販モデルや海外版SIMフリーiPhoneもmineo AプランかDプランどちらでも対応しています。LTE接続時の最大通信速度は下り150Mbpsで同一です。
docomoで購入したiPhoneでAプランを使いたい場合は、「My docomo」からSIMロック解除を先に行ってください(無料、5分ほどで完了)。
- QAプランとDプランで月額料金は変わりますか?
- A
料金はまったく同じです。マイピタ1GBであれば880円(税込)、20GBであれば2,178円(税込)で、mineo Aプランもmineo Dプランも月額料金に差はありません。どちらを選んでも費用は変わらないため、端末との相性と利用エリアで判断してください。
- QAプランとDプランを後から変更できますか?費用はかかりますか?
- A
変更可能です。マイページ(my.mineo.jp)から手続きでき、月1回まで無料で回線(A/D)を変更できます。ただし物理SIMの場合はSIMカードの再発行が必要で別途費用が発生します。eSIM同士の切替であれば再発行は不要です。適用は翌月1日からが基本です。
- QmineoでデュアルSIMを使う場合、AプランとDプランを両方契約できますか?
- A
1つのmineoアカウントで複数回線の契約は可能です。mineo AプランのeSIMとDプランの物理SIMを組み合わせてデュアルSIM運用することもできます。
eSIM対応の端末(iPhone 15以降、Pixel 8以降など)であれば、両方のプロファイルを入れてエリアや混雑状況に応じて切り替える使い方もできます。エリアの弱い側を補完し合うことで、Mbps単位の通信速度改善が期待できる場面も出てきます。eSIM申込みの詳細はmineoのeSIM対応・申込みガイドをご参照ください。
- QSプランはもう選べないのですか?
- A
Sプラン(ソフトバンク回線)は新規申込みの受付が終了しています。既存のSプラン契約者はそのまま継続できますが、新たに申込むことはできません。ソフトバンク購入端末からmineoに乗り換える場合は、SIMロック解除後にAかDのどちらかを選ぶことになります(Aを推奨)。
まとめ:あなたに合うプランの最終判断
mineoのAプランとDプランは月額料金が同じため、選び方の基準は「端末の出身キャリア」と「SIMロックの状態」に絞られます。
通信速度(Mbps)や5Gエリアの観点でもmineo AプランとDプランの実用上の差は小さく、迷ったらAプランを選んでおけば速度・エリア・SMS料金のどれをとっても後悔しにくい選択です。
- au・UQ購入端末 → Aプラン一択(SIMロック解除不要、プラチナバンドもそのまま)
- docomo購入端末、SIMロックあり → Dプランが無難
- docomo購入端末、SIMロック解除済み → Aプランも選択可(昼の速度改善が期待できる)
- SIMフリー・iPhone直販 → 5Gエリアマップで確認してから選ぶ
- ソフトバンク購入端末 → SIMロック解除後にAプランを推奨
- プランを間違えても月1回まで無料で変更できる(物理SIM変更は再発行費用あり)








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