【一人旅】この記事さえ読めば安心?エジプト旅行記【計画〜準備〜入国編】

エジプト

最近エジプトに関する話題を日本でもよく耳にするようになりました。

現地の話だと、ガザイスラエル紛争の仲介国になっているとか日本の円借款で大エジプト博物館が建ったとか(そのおかげで展示品の大部分に日本語のキャプションがあるらしいです)、日本の話だと、エジプトから高度人材を受け入れたり、VRで古代エジプトを体験できるアクティビティができたりしてますね。

そんなエジプトに、2023年2月末に一人で旅をしてきたときのことを書こうと思います。
ほぼ3年が経ってしまい、情報の鮮度としてはかなり落ちてきているところではありますが、現地で得た生の情報は少なからず価値があると思うのと、自分自身の備忘録として残したいという気持ちがあり、書くことに決めました。

そもそもの話。なぜエジプトに行くことになったのか

ベタな話なんですが、4年付き合った彼女と別れたのが1番のきっかけでした。
それと同時に、転職することになったのもあって有給消化で1週間程度休み(あと10日以上残っていたのに使わせてくれなかったことは今でも恨んでいます)が取れることになったのも大きかったです。時間もできたし、コロナも落ち着いたから海外行くか→どうせなら死ぬまでに見ないといけなさそうなところに行くか→ピラミッドしかない!ってことでエジプトになりました。

退職時期で少し揉め、休暇を取れる時期が1ヶ月ほど前まではっきりしなかったので初一人海外とは思えないくらいの弾丸日程でした。

【計画・準備編】いざエジプトへ!なにを準備すればいい?

エジプト行くぞ!となったものの、それまでの海外経験は大学生時代に行ったシンガポールやタイくらい。ほぼ知識0だったので、全てが手探り状態でした。
とりあえず、これがないと絶対に行けないだろうと思うものの手配からはじめました

・航空券
・ビザ
・お金
・通信環境
・ワクチン接種証明(結果的に不要でした)
・コロナ陰性証明(結果的に不要でした)

航空券

正確な値段は覚えていませんが、コロナ明け直後でエアラインの需要自体が戻りきっていなかったのもあって、直行便はかなり高額でした。そのため、第三国を経由して目的地に向かう「乗り継ぎ便」を手配することになりました。

日程:2023年2月18日(土) 〜 2023年2月26日(日)

往路(所要時間:約24時間前後)
日本NRT→ベトジェット→ハノイHAN→ベトジェット→ムンバイBOM→flynas→リヤドRUH→flynas→カイロCAI

復路(所要時間:30時間前後)
カイロCAI→カタール航空→ドーハDIA→カタール航空→香港HKG→GREATER BAY AIRLINES→日本

今見たらとんでもないルートで行ってて自分でも引いてます。向こう水すぎるのと腰強すぎます

航空券はskyscannerで検索して、各航空会社のページから直接取りました。その時はその方が安くなるんじゃないかと思っていたんですが、必ずしもそうとは言いきれません。
skyscanner経由や代理店経由で取った方が安くなる場合も多々あります。

ただ、価格差が微差なら絶対に航空会社から直接手配することをおすすめします。なぜかというと、なにかトラブルがあったとき、代理店を通して買っていると航空会社に直接問い合わせすることができず、時間と手間がかかるからです。

これまでMR、Mrsの間違いや名前のスペルミス、氏名逆での記載など数多のやらかしをしている私が言うので、これに関しては100%断言できます。
旅慣れしていない人ほど、航空会社直で取りましょう。

ビザ

日本のパスポートは最強という言葉を耳にしたことがある人は多くいるかと思いますが、その理由はビザなしで渡航できる国が世界で一番多かったからです。(※現在はシンガポールが1位)

そんな話をしたそばからアレですが、日本のパスポートをもってしてもエジプトはビザがないと入れません。基本的にビザの取り方は大まかに3種類あります

  1. オンラインで事前申請、取得
    • オンラインでの取得が一番楽なのでおすすめですが、対応してない国もまだまだ多いです。エジプトは対象外でした。
  2. 大使館で事前申請、取得
    • 行く手間も書類を用意する手間もかかっていいことなしなので、特別な事情がない限り避けたいところです。大使館に行く、という点に価値を感じるのであれば別です
  3. 現地到着時に申請、取得
    • 楽と言えば楽ですが、海外のビザ発給要件は流動的なことも多く、事前の情報が当てにならないこともままあります。ただ1、2どちらも難しい場合はこの方法しかないです。

いまはどうなっているかわからないですが当時のエジプトはアライバルビザしか発給していなかったため、到着してから考えることにしました。

ここで乗り継ぎ便で海外に行く時の落とし穴があります。乗り継ぎ時、入国が必要な場合にビザが必要な国がある場合、その国もビザも取得する必要がある場合があるのです(入国不要な乗り継ぎをトランジット、入国が必要な乗り継ぎをトランスファーと言います)

今回の場合はインドでトランスファーをすることのなっていたので、インドのビザを取得しました。メジャーな国なので意外なんですが、日本人はインドにビザなしで入国不可なんですよね。

インドはオンラインでビザ発給が可能だったので、e-VISAを取りました。詐欺サイトも多いのでご注意を。以下のサイトがわかりやすく取得方法まとめてあるのでおすすめです

インドビザ オンライン申請の書き方 詳細解説【 2025年11月最新】 – インドいかへん?|バックパッカー旅企画|みんなでいろんな国へ旅に出よう!!
インドeビザ取得2025年最新版。インドに行くにはビザが必要。手続きが面倒なインドeツーリストビザ の取得方法、書き方を備忘録としてブログにします。英語の和訳解説付き。きっと簡単にご自身で取れるはず。インドeビザの取得代行、サポートもします...
当時のVISA申請画面。

アライバルビザもちゃんと機能しているみたいなので、心配性でない方はそっちの方が楽かも。

お金どうしよ問題

エジプトで流通している通貨は主に2つあります。

1)エジプトポンド(EGP)
2)USドル(USD)

EGPは日本で手に入るわけがないので、現地でキャッシングすることにしました。
ただ、今回は多くの国をまたぐのと保険のためにUSDを手元に置いておくべきだと思い、池袋の金券ショップで200USDほど調達しました。

現地民としてはUSD>>>EGPくらいの温度感で認識されているようでした。
ただEGPに価値がないかというとそうでもなく、基本的にEGPさえもっていれば支払いに困ることはありません。

通信環境

空港着がお昼予定だったのと、カイロ空港に常時空いているキャリアショップがあるという情報を得ていたため、事前にSIMやWifiを契約せず、現地調達する方向で考えていました。結果的に、この選択は大失敗でした。

通信環境については、日本で物理SIM or eSIMを調達していくのが安心です。
とはいえ、現地手配の方が安いことが多いので毎回ケチってしまいます、、、

ワクチン接種証明 & コロナ陰性証明(結果的に不要でした)

当時の証明書です。もはや記念品

懐かしいですね、、、、

2023年の2月といえば、緊急事態宣言が解除され、ウィズコロナ時代やらポストコロナ時代やらがメディアで騒がれ始めていた時期でした。そのため、国ごとに渡航者への対応も日毎に変化しており、ネットに落ちている情報では対応ができない状況でした。(政府の対応も変化が激しかったため、一次情報を取りに行くのも厳しかったです)

一応、ワクチン接種証明さえあれば観光目的の渡航も問題ない旨はうっすらと確認できていたのものの、インドの入国に関しては不安だったこともあり、ワクチン接種証明と出国72時間以内のコロナ接種証明をつけることにしました。(結局、どちらもインド入国時に見せたかな?くらいな感じでした)

日本を出る時はコロナが流行している中で海外旅行なんで大丈夫なのだろうか?とびくびくしていたのですが、そもそも海外ではマスクをしている人の方が少なく、日本と海外の温度差や文化的な差異を強く感じた貴重な経験になりました。

パッキング

往復で乗る航空会社はほぼLCCなので荷物は7kgに納める必要があります
そのためキャリーケースという選択肢は自動的に消え、登山で使うような大容量のバックパックにすべての荷物を入れました。

持ち物は特筆する点もないくらいの一般的なものでした。
これは別記事で解説します。

【出国〜入国編】いざ出国

日本出国、ハノイでトランジット

成田空港に到着し、エアアジアに乗り込みます。いざハノイへ

2時間程度トランジットで空き時間があったので、空港でフォーを食べました。

ノイバイ空港のお土産屋さんで働いている店員さんは、アオザイを着ている綺麗な女性が多かったです。めちゃくちゃ綺麗でテンション上がりました。次の旅行地はベトナムにしようと決めた瞬間でもありました(実際2ヶ月後にベトナム縦断しました)

ムンバイへ。3時間で感じるインドの文化

ボールペンを忘れ、都度周りの人に借りるなどちょっとしたアクシデントはありましたが、問題なくムンバイ空港到着、無事入国できました。問題はここからです

ちょっとだけ外に空港の外に出ました

ここからは、サウジアラビア系の格安航空会社flynasを使い、ムンバイ空港からサウジアラビアのキング・ハーリド国際空港へ行きます。3時間程度しか乗り継ぎの時間がなかったのですが、少しでもインドを見たいと思い空港から出る準備をしていました。一応、次のフライトのスケジュールを再確認。ここで大問題が発生しました

予約詳細を見ると、国籍が「jordan」になっているのです。

国籍を選択する箇所がプルダウンだと多くの場合アルファベット順になっています。
「Japan」の次は「Jordan」なのです。ようするに押し間違えです。
申し込み前の指差し確認は徹底しましょう、、、

これはまずい、と思いチェックインカウンターへ走りました。とはいえ離陸時間の3時間前なのでさすがにカウンターが開いてない。その場にいるスタッフに聞いても「チェックインが始まってからまたこい」の一点張り。

空港自体のインフォメーションにも行き、flynasの事務所が近くにないか確認するも、ないとのこと。諦めてカウンターがオープンするまで待つことにしました。ネットを見ると最悪代わりの航空券は取れそうだったので、ナーバスになりながらも最悪の事態は回避できそうなことに安堵していました。

1時間後、チェックインカウンターが空きすぐさま列に並ぶと、アジア系の旅行者が珍しかったのか男性の職員に声を掛けられました。
「どこにいくんだ?」「エジプトまで」「エジプトは今入国できないよ。諦めな」

え??

一瞬信じ掛けましたが、SNS上でリアルタイムにエジプトに入国している人を確認していたのでデタラメを言っているのでは、という疑念がまず頭をよぎりました。それにここはインド。詐欺師の国です

「絶対に入国できるから通せ」「いや入国できない。確認してる」「どこに?」「%$jtr*$#」「はあ?」

上記のやり取りを誇張なしに15分くらい繰り返しました。海外は弱気になったら負けなので、ほぼ怒鳴ってるくらいに強気で言ったつもりだったんですが、向こうは一切自分の意見を曲げません。
もうどうしようもないので、こっちも嘘をつくことにしました

「入国できることは大使館に確認済みだよ」「ほんとに?」「ほんとに」「エビデンス見せろ」「ほら(日本語の適当なメール見せる)」「・・・ちょっと待ってろ」

5分くらいすると背の高いすらっとした黒人の職員がでてきて僕の書類に目をさらっと通すと

「問題ないね。チェックインしていいよ」

今までの押し問答は一体何だったんだ!?さっきの職員は後ろで素知らぬ顔してるし。
ここからイライラしてもしょうがないので、空港からほぼ出てないのにインドを感じることができてラッキーくらいに思うことにしました

幸い国籍間違いはカウンターであっさり変えることができました。

これは知らない人が多いのですが、軽微なミスであれば大体のエアラインはカウンターで修正対応してくれます。

代理店経由でチケットを取った場合、チケットの情報変更に手数料取ってくるところもありますが、当日カウンターに行って修正をすればほぼほぼ問題ない印象です。ただし、ミスの多寡よりもどこの国の路線かが重要で、厳しいところだと搭乗拒否になるらしいです。
(僕はこの後も数多のやらかしをしていますが、いつもなんとかなってます。多分アジア圏は大丈夫。問題なのは米国辺りとの噂)

ムンバイ出国

そんなこんなで飛行機チェックインを終えて、保安検査に向かうと大行列。常に混雑しているとは聞いていましたが、想像以上でした。30分以上並んだ気がします。途中で喧嘩も勃発してました。

ムンバイ→リヤド→カイロはずっとflynas、サウジアラビア系の航空会社ともあって機内はほぼアラビア人でした。

結論から言うと、事前にトラブルこそあったもののめちゃくちゃいいフライトでした。座席がめちゃくちゃ広いのと、LCCなのに水くれます。

ちょっと暗いですが、新幹線くらい前の座席との間にスペースがあります
機内食。記憶がないので可も不可もなくだったはず

リヤド着〜溢れる地方空港感〜

リヤドの近くは砂漠地帯、飛行機の窓から見える風景も日本のそれとはかけ離れています

どういう生活をしているのだろうか、、、

ちょっと引いてみると周りに砂漠しかないので、かなり不安な感じがします。

赤ピンがキング・ハーリド国際空港です

第三の乗り継ぎ地、キング・ハーリド国際空港は出国なしのトランジットなので小一時間ほど時間を潰して出発する形です。少し空港内を散策したのですが、売店があるだけでめぼしいものはなく、地方空港のような印象を受けました(別のターミナルだったらまた変わったのかも)

ただ、空港を歩いていると石油王のような風貌の人が多く、テンションあがります。

空港内は設備、衛生環境ともに綺麗でした

カイロ着

なんやかんやあり、ついにカイロ空港に到着しました!

カイロ空港


沖留めされたので、バスでターミナルに向かいます。

「沖留め」とはLCCによくある、路上の真ん中で降機されられるやつです。ターミナル使用料節約のためだとか


ターミナルにつくと目の前に小さな事務所があり、そこでアライバルビザを発行してもらいます。
ただ、特に審査があるわけでもなく、お金を払って($25!高すぎる)ビザのシールを受け取る感じです。愛想やホスピタリティなんてものは母親の子宮の中に置いてきているであろう担当者がビザを渡してくれます。これだけでもエジプトきた感あってテンションあがります。

カッコイイ

今回は一旦ここまでにします!
たった3年前のことなのに、見返すと忘れていることも多くて楽しい反面、悲しいような寂しいようななんとも言えない気持ちになります。また行きたいな〜〜

それでは次回、カイロ初日にぼったくられた編でお会いしましょう

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